どうも、しろです。
実は私、10年以上前から健康情報オタクで、健康情報・無添加は大好物、薬にはできるだけ頼りたくないと思い、健康情報を調べては自分の体で実験していました。
特に、食べ物や食べ方はいろいろと試していまして、これまでに試してみたものを覚えている限りあげてみると、、
・ローフード
・ビーガン
・グルテンフリー
・生菜食
・フルータリアン
・糖質制限
・1日1食
・1日2食
・砂糖不使用
・オーガニック(全部は無理なのでたまに)
・抗生剤・ホルモン剤不使用のお肉や卵
・放牧牛のお肉
・アクリルアミドができない調理法
・抗酸化力の高いお茶
・抗酸化力の高い塩
・体を糖化させない食べ方
・自宅では添加物をできるだけ避ける
・料理に使う水や飲み水を、車で1時間ほどの場所で汲んだ湧き水にしてみる
こんな感じです(笑)
色々な健康情報を試しているのだから、
当然、健康なはず、、、なんですが、、、
子どもを生後6ヶ月でアトピーにしてしまいました><
このページでは、
健康情報オタクだから、当然、健康なはずなのに、子どもを生後6ヶ月でアトピーにしてしまい、試行錯誤した結果、ステロイドや保湿剤を使わずにアトピーを改善させた全貌
を公開したいと思います。
アトピー改善までの道のりは、試行錯誤の連続で、改善したと思ったらまた湿疹が出て…の繰り返しが続き、ようやくアトピーの原因と、私なりのアトピー改善方法にたどり着きました。
アトピーを改善させようと思って色々と調べると、様々な情報がありますよね。
脱ステロイド、脱保湿、油の質、亜鉛不足、宿便、腸内洗浄、乳酸菌、冷え…etc.…
ちまたで色々とアトピー改善方法が言われていますが、私がたどり着いたアトピーの原因から見ると、いろいろあるアトピー改善方法がなぜ機能するのかがなんとな〜くわかってきました。
同じように悩む方たちの参考になればいいなと思うので、ぜひこの記事を読み進めてみてもらえたらな!と思います。
生後6ヶ月の我が子がまさかのアトピーに
私の子どもが生後6ヶ月のころ、口の周りに湿疹ができ始めたのが始まりでした。
▲これは生後8ヶ月ごろ。口の周りに湿疹が出ています。
▲ちなみに、これは生後5ヶ月ごろ。湿疹が出る前のツルツルの時期です。
湿疹は出たりひいたりの繰り返し。良くなったと思ったらまた出て、、という感じで。
“西原式育児”という育児法を提唱している西原先生という方がいるのですが、赤ちゃんや大人のアトピーを改善させていたようで、その西原先生の著書を読んでいたので、著書やウェブサイトに書かれてある生活習慣を実践してみることに。
▲私が読んだ西原先生の著書です。
その後も状況は変わらず、湿疹が出たりひいたりを繰り返しながら、少しずつ悪化していき、湿疹の出る範囲も広くなっていきました。
なんでだろう?
ふとんのダニのせいかな?
と、ふとんを洗ってみたりしたのですが、やっぱり湿疹は出たりひいたりの繰り返し。
始めは口の周りだけだった湿疹は、手足にも出るようになり。
認めたくなかったけど、子どもの健診の時、ついに医師に言われました。
アトピー性皮膚炎の疑いあり。
と。
私自身はアトピーの「ア」の字もないってくらい、皮膚は丈夫な方でした。
なので、わが子がアトピーという事は、受け止めたくなかったんですよねー。
(ちなみに、、私の皮膚が丈夫だったことは、私の食生活と関係があったんだと、今ならわかります。)
湿疹の状況はずっと一進一退。少し良くなったと思ったらまた悪くなっての繰り返しを続けていました。
周りの意見をしぶしぶ受け入れて、1ヶ月ほど、ステロイドや痒み止めを使った時期もあります。
が、もともと薬は使いたくなかったのと、根本治療ではなく対症療法でしかないと感じたので、使うのはやめてしまいました。
私の子どものアトピーの根本原因とは?
湿疹が出始めてから半年ほど経ったある日、ふと気づきました。
私がパンやご飯(お米)を食べて母乳をあげると湿疹が出る。
いやいや、ちょっと待って!
パンやご飯(お米)って、毎日食べるでしょ!
って思う人もいるかもしれませんが、
私、子どもの頃から周りの人たちよりもお米を食べずに生きてきたんですよ。
それに、健康オタクになってからは、できるだけグルテンフリーを心がけていたので、パンもあまり食べなかったんですよね。
そこでいろいろと考えて、調べていると…
”おなかのカビが病気の原因だった 日本人の腸はカビだらけ”という本を見つけたことで、私の子どもの湿疹の原因は真菌(おそらく特にカンジダ菌)だということに気づきました。
えぇっ!?おなかにカビ!?
って思う人もいるかもしれないですが、カンジダ菌は常在菌なので、多くの人の腸にいるようです。
女性は、”カンジダ膣炎”って一度は耳にしたことがあるかもしれませんが、カンジダ菌は腸だけでなく、口の中、食道、胃腸、こう門、膣、皮膚など、いたるところに棲みつくようです。
それから、カンジダ菌は血流の悪い場所にとどまって繁殖するらしく、身体の冷える部分に湿疹が出やすくなるので、”冷え”にも要注意なんです。
カンジダ菌がいることが悪いのではなくて、カンジダ菌が増え過ぎてしまうと問題が起こってしまうんじゃないかと思います。
どんな風に問題が起こってしまうのか、次に書いていこうと思います。
私の子どもに湿疹が出たメカニズム
カンジダ菌ってカビの一種ですので、腸の細胞に菌糸を伸ばして、腸の細胞と細胞の連結が緩くなってしまうらしいんです。
そうなると、腸から未消化のタンパク質や菌、ウイルスなどが漏れ出してしまうようなんです。(こういう腸の状態を”リーキーガット症候群”とか”腸もれ”と言うようです。)
私の子どもに湿疹が出たメカニズムは、おそらく…
▼
リーキーガット症候群になる
▼
未消化のタンパク質・菌・ウイルスなどが腸から漏れ出して血中に入る
▼
母乳にも未消化のタンパク質・菌・ウイルスなどが入る
▼
母乳を飲んだ子どもの腸から血中に未消化のタンパク質・菌・ウイルスが入る
▼
湿疹として出てくる
こんな感じかな、と思います。
実は、リーキーガット症候群って、様々な体の不調や病気の原因になるそうなんです。
私の場合も、フタを開けてみれば、
あれっ!? あの不調もこの不調も、
原因をたどればリーキーガットから来てるじゃないか!!!!!
って思いましたから。
そして、、私の母乳を飲んでいた我が子の腸も、カンジダが増え、リーキーガット症候群になってしまったようです。。
ちなみに、、、アトピーを患っている人の皮膚の常在菌は、真菌が多くなっているというデータもあるようです。
腸のカンジダ菌が増えてリーキーガット症候群になってしまうと、腸のカンジダ菌も血中に入って、全身を巡っていくんじゃないかなーと思います。
私の子どもが生後6ヶ月まで湿疹が出なかった理由
実は、私、子どもに湿疹が出始める前は、お米やパンを食べていなかったんですよ。
野菜たっぷりのおかずばかりの生活でした。
それが、、、
急に、お米やパンを食べ始めたんですよね〜。
で、頻繁に食べていた、小松菜やホウレンソウを食べなくなったかわりに、カレー・シチュー・豚汁を頻繁に食べるようになりました。
何を食べるかってホンットに重要!!
じゃぁ、お米やパンは食べたらダメなのかというと…そうではなく、
食べ方が重要だと私は思っています。
わが子のアトピーの様子 1歳10ヶ月ごろ〜現在
おそらく、私の母乳を飲んだわが子も、腸内にカンジダ菌が増えてしまい…
私と同じようにリーキーガットになってしまったのではないかと思います。
わが子のアトピーは、ひどくなったり、良くなったりを繰り返していました。
食事内容によって、湿疹が出たり、おさまったりするので、何を食べるとどうなるのか、ひたすら毎日観察を続けていました。
一番ひどかった時期は、1、2歳ごろかなと思います。
▼1歳10ヶ月ごろのアトピーの様子
上の写真は、1歳10ヶ月ごろ。(季節は冬、2月末ごろです。)
(これより以前の写真は、スマホが壊れ、データを飛ばしてしまったため、ありません。泣。)
口の周りや、手足に湿疹が出ています。
▼半月後(3月中旬) 1歳11ヶ月
▼さらに翌月の4月中旬 2歳頃
▼さらに翌月の5月はじめ 2歳ごろ
この頃には、顔は綺麗になって、これ以降は、顔に湿疹は出なくなりました。
▼さらに2ヶ月経過後の、7月はじめ 2歳2ヶ月
▼さらに2ヶ月経過後の10月 2歳4ヶ月
手足も、2月と比べるとだいぶきれいな肌になってきました。
▼さらに半年後の4月 3歳ごろ
この時期はめちゃくちゃ調子が良くて、ほぼ湿疹が出ていない時期です。
このまま完全に湿疹が出なくなるかと思いきや…
ヒジとヒザだけ、治りきらずに、ダラダラと湿疹が出たり治ったり。
▼上の写真から8ヶ月後の12月 3歳8ヶ月
ここから1年以上、
ヒジとヒザに、湿疹が出たり、良くなったり、何度も繰り返します…
そして、、、
やっと、良くなる時の食生活の共通点を発見。
▼5歳2ヶ月ごろ…
ヒジはまだ湿疹が出ていますが、ヒザの裏は、出なくなりました。
ヒザの裏は、湿疹が出たり治ったりを繰り返したので、黒ずんでいます。
▼5歳5ヶ月ごろ
まだカサツキはありますが、
やっと、ヒジも湿疹が出なくなりました!
わが子に湿疹が出はじめてから、約5年間…
やっと、どんな食事をすれば体調良く過ごせるのかがわかってきました。
わが子のアトピーを改善させた食事のポイント
私が思う、わが子のアトピーを改善させた食事のポイントは、
糖質・たんぱく質・脂質のとり方
にあると思っています。
ポイント1 腸内環境が整っていないときは、いろいろ混ぜない
わが子の場合、腸内環境があまり良くない時には、糖質・たんぱく質・脂質が混ざったものを食べると、湿疹が出たり、体調が悪くなったりするように思います。
例えば、
・バターと卵と牛乳と砂糖と小麦粉や米粉のクッキー
のように、材料をいろいろ混ぜた食べ物も湿疹が出やすいんですが、
・白ごはん、豚肉と野菜の炒め物
のように、おかずと白ごはんを一緒に食べるのも、かゆみが出やすいように思います。
その日、その日の腸の状態によっても、大丈夫だったり、かゆみに繋がったりと違うのですが、毎日観察していると、なんとなくわかってきたりします。
わが子が食べたがる食べ物には、
腸内環境を知るヒントが結構あります。
ポイント2 糖質をしっかりとる
身体のメインのエネルギー源を、糖質にする方が、身体にとって楽なように思います。
・おかずよりも、白ごはんをしっかり食べる。
わが子の場合、おかずは、そんなにモリモリ食べない方が体調が良さそうに思います。
・パンの場合は、シンプルなパンにする。
わが子の場合、白ごはんよりもパンを食べたがることが多いです。
パンは、できるだけ原材料にいろいろ混ざっていないものにしています。
小麦粉・塩・イーストのみで焼かれた
フランスパンが欲しいんですが、
なかなか近くで手に入らないので、
それに近いフランスパンを購入しています。
そして、パンの場合も、おかずよりはパンをしっかり食べるようにする方が体調が良いように思います。
白ごはんやパン以外にも、果物や飴などの糖類もとった方が体調良く過ごせるように思います。
ただし、腸内環境が超絶悪くなっているときに、果物やお砂糖系のお菓子を食べると、逆効果なときもあるので、要注意です。
甘いお菓子に関しても、
いろいろ混ざったものではなく、
原材料がシンプルなものを選ぶようにしています。
ポイント3 脂質も大事
わが子が、1歳10ヶ月ごろ、ぐんぐんアトピーが良くなった時期があります。
この頃のわが子の腸を整えてくれたのは、脂質だと思っています。
この頃、私が、カフェインレスのバターコーヒーを飲んでいて、それを飲みたがるので、少しだけあげたりしていました。
この時期は、モッツァレラチーズを頻繁に買って食べていた時期でもあるので、このころの腸内環境には、脂質がポイントだったと思っています。
ただし、バターコーヒーにしても、その他の脂質をとるにしても、とりすぎは禁物です。
とりすぎて腸内環境が変わると、逆に湿疹が出やすくなってしまいます。
脂質は、とり方を間違えると、アトピー部分がジュクジュクになりやすいように思います。
わが子の場合は、油脂をあまりとらなかったせいか、湿疹がジュクジュクになることは少なく、基本ガッサガサでした。
それでも、たまにジュクジュクすることがあって、そういう時は、だいたい脂っこいタンパク質と野菜や糖質を一緒に食べていた時でした。
ポイント4 たんぱく質のとり方
タンパク質のとり方も、重要だと思います。
わが子の場合、白ごはんと一緒にタンパク質をとると、湿疹が出やすくなったり、かゆみにつながりやすいようです。
わが子は保育園に通っているので、昼食は普通に、ごはんとお肉や魚を一緒に食べますが、夜はタンパク質を食べる時は、一緒に炭水化物を食べずに、少し時間をおいておにぎりを食べたりしていました。
最近は、
- 脂ののっていないタラなどの白身魚
- モッツァレラチーズ
は、白ごはんと一緒に食べても平気になってきました。
腸内環境が変わってくると、
白ごはんとタンパク質を一緒にとっても
大丈夫になってくるのかなー?
と思いながら様子を見ています。
ポイント5 湿疹の出やすい食べ物を避ける
わが子の場合、食べると湿疹の出やすい食べ物があります。
それは、
さつまいも、栗、かぼちゃ、バナナ
です。
私自身も、上記の食べ物をたくさん食べると不調になりやすいです。
なので、わが家ではあまり食卓に並ばない食材です。
わが子は、保育園では食べているので、上の食材が給食に出てくると、かゆみが出たりするようです。
湿疹の出やすい食べ物は、人によって違うんだろうと思います。
なので、アトピーの子でも、さつまいも・栗・かぼちゃ・バナナ食べても大丈夫な子もいると思います。
もし、
これ食べると湿疹が出やすいなー
と思う食べ物がもしあったら、いったん食べる量や回数を減らして様子を見るのも良いのでは?と思います。
以上の5つが、私がわが子の湿疹を改善させるために気をつけていた食事のポイントです。
腸内環境が整うまでは、
・食材をいろいろ混ぜて食べない
これだけでも随分違うと思います。
腸内環境が変われば、多少いろいろと混ざっても大丈夫になってくるのではないかなー?と思っています。
”アトピー改善のための食事法”は、人によって合うものが違ったり、その時の腸の状態によっても合うものが違ったりするのかもしれません。
だから、人によって、アトピー改善までのルートは、いろいろあるんだろうなと思います。
この記事が、過去の私と同じように、『薬に頼らず、子どものアトピーを改善させたいんだけど、どうすれば…』と悩んでいる方の参考になれば良いなと思います。