
子どもをアトピーにしてしまい、改善するまでの全貌を公開します
どうも、しろです。
実は私、10年ほど前から健康オタクで、健康情報・無添加は大好物、薬にはできるだけ頼りたくないと思い、健康情報を調べては自分の体で実験していました。
特に、食べ物や食べ方はいろいろと試していまして、これまでに試してみたものを覚えている限りあげてみると、、
・ローフード
・ビーガン
・グルテンフリー
・生菜食
・フルータリアン
・糖質制限
・1日1食
・1日2食
・砂糖不使用
・オーガニック(全部は無理なのでたまに)
・抗生剤・ホルモン剤不使用のお肉や卵
・放牧牛のお肉
・アクリルアミドができない調理法
・抗酸化力の高いお茶
・抗酸化力の高い塩
・体を糖化させない食べ方
・自宅では添加物をできるだけ避ける
・料理に使う水や飲み水は車で1時間ほどの場所で汲んだ湧き水
こんな感じです(笑)

色々な健康情報を試しているのだから、当然、健康なはず、、、なんですが、、、
子どもを生後6ヶ月でアトピーにしてしまいました><
このページでは、
健康オタクだから、当然、健康なはずなのに、子どもを生後6ヶ月でアトピーにしてしまい、試行錯誤した結果、ステロイドや保湿剤を使わずにアトピーを改善させた全貌
を公開したいと思います。
アトピー改善までの道のりは、試行錯誤の連続で、改善したと思ったらまた湿疹が出て…の繰り返しが続き、ようやくアトピーの原因と私なりのアトピー改善方法にたどり着きました。
アトピーを改善させようと思うと、色々な情報がありますよね。

脱ステロイド、脱保湿、油の質、亜鉛不足、宿便、腸内洗浄、乳酸菌、冷え…etc.…
色々な情報ありすぎて、あれ試してこれ試して、、ってなると大変です^^;
ちまたで色々とアトピー改善方法が言われていますが、私がたどり着いたアトピーの原因から見ると、いろいろあるアトピー改善方法がなぜ機能するのかがわかってくるはずなので、あとは自分に合った方法で改善させていくのが良いと思います。
同じように悩む方たちには、私のように遠回りはして欲しくないので、ぜひこの記事を読み進めて欲しい!と思います。
第1章:便秘とアレルギー性鼻炎、だけど健康
まず、私自身の健康面を子どもの頃にさかのぼってお話ししたいと思います。

そんなことより早くアトピーを改善させた方法を知りたい!
って思うかもしれませんが、、、
私の子どもの頃からの体の状態が、私の子どものアトピーに大きく関わっているので、少しおつきあいいただきたいと思います。
うろ覚えではあるんですが、記憶にある限り、私自身は、小学生のころから便秘がちでした。もしかすると、保育園・幼稚園時代から便秘がちだったのかもしれませんが、覚えていません。

カチカチでコロコロだったり、何日も出ずに、出るときには頑張ってやっと出る、、といった感じで、切れて出血、なんてことも珍しくなかったです。。
小学校の頃は、便秘が日常化していて、中学校・高校の記憶はあまりないのですが、大学時代にも便秘の時期があったのを覚えています。
”ファイブミニ”っていうファイバードリンク、知っていますか?
大学時代、ファイブミニを飲むと便秘が解消されたので、私と同じように便秘に悩んでいた友人に、

ファイブミニ飲んだら出るよ!!!
と伝え、一緒に毎日せっせとファイブミニを飲んでいましたが、、
確かに出るには出るんですが、ねっとりとして、色がなんとなくファイブミニのオレンジっぽい色で出てくる。。。

なんかちょっと気持ち悪いなぁ。。。
と思って、友人と私のファイブミニ生活は1週間ほどで終了しました。
社会人になってからは、便秘で悩んだ記憶はないので、長期間にわたって頑固な便秘が続くことはなかったのかもしれません。
小学生の頃の長期にわたって便秘がち、の他にもう一つ、健康面では小学生の頃に”アレルギー性鼻炎”と診断されました。
成長とともに、鼻炎の症状はあまり出なくなっていきましたが、秋になると出やすくなったり、埃っぽいところで出る、といった程度でした。
こんな感じで、便秘とアレルギー性鼻炎がありましたが、わりと健康に過ごしてきました。
が、、
実は、この便秘やアレルギー性鼻炎と、私の子どものアトピーの根本原因が同じだったんです!

はぁ、そうですか、、って感じで、あまりピンとこないかもしれませんが、、、
これから一つずつ紐解いていきますね。
第2章:生後6ヶ月の子どもがまさかのアトピーに
私の子どもが生後6ヶ月のころ、口の周りに湿疹ができ始めたのが始まりでした。
▲これは生後8ヶ月ごろ。口の周りに湿疹が出ています。
▲ちなみに、これは生後5ヶ月ごろ。湿疹が出る前のツルツルの時期です。
湿疹は出たりひいたりの繰り返し。良くなったと思ったらまた出て、、という感じで。
“西原式育児”という育児法を提唱している西原先生という方がいるのですが、赤ちゃんや大人のアトピーを改善させていたようで、その西原先生の著書を読んでいたので、著書やウェブサイトに書かれてある生活習慣を実践してみることに。
▲私が読んだ西原先生の著書です。
その後も状況は変わらず、湿疹が出たりひいたりを繰り返しながら、少しずつ悪化していき、湿疹の出る範囲も広くなっていきました。

なんでだろう?
ふとんのダニのせいかな?
と、ふとんを洗ってみたりしたのですが、やっぱり湿疹は出たりひいたりの繰り返し。
ラチがあかないので、西原先生の西原研究所(今は閉院しています。)で診てもらおうと予約の電話をしました。
第3章:そっか!原因は冷えだったのか!
西原研究所は私の自宅から飛行機で行くくらいの遠方だったので、子どもにも負担がかかるだろうということで、まずは電話でいろいろとアドバイスをいただき、アドバイス通り過ごしてみることを勧めていただきました。
湿疹で西原研究所を訪れる赤ちゃんのほとんどは、冷えが原因のことが多いらしく、体が冷えないようにするポイントも教えていただきました。
そして、電話のアドバイス通りの生活をしてみると、、すぐに効果は出て、湿疹がひいていきました。
西原研究所の方からも、
「体を温めて湿疹がひいたなら、冷えが原因だったんだと思いますよ。」
とおっしゃっていただいたこともあって、私は子どもの湿疹の原因が冷えだと完全に思い込んでしまいました。

あ〜良かった!これで湿疹も治るはず!
と、喜んだのもつかの間。数日後にはまた新たに湿疹が!!!
ここで、原因が冷えだけではないことに気づくべきだったんですが、、原因が冷えだと完全に思い込んでいた私は、

まだ冷えているんだ!もっとしっかりと温めてあげなくちゃ!
と、とにかく冷えないように、温かく過ごすことに全エネルギーを注ぎました。
この時期は真冬だったので、室温が26〜27℃になるようにし、服装にも気を使い、コーケントーという治療器で体を温めたり、遠隔気功をしてもらって気の力で体を温めたり…。

…え?気功??、しかも遠隔??
って思うかもしれませんが、、、
それだけ必死だったんです^^;
周りの意見をしぶしぶ受け入れて、1ヶ月ほど、ステロイドや痒み止めを使った時期もあるんですが、もともと使いたくなかったのと、根本治療ではなく対症療法でしかなかったので、使うのはやめました。
第4章:私の子どものアトピーの根本原因とは?
寒い時期は、とにかく体を冷やさないようにと気を使って生活していましたが、春になり、温かくなってきたおかげで、湿疹は緩やかに改善していくものの、やっぱり湿疹は出たりひいたりの繰り返しが続いていました。
温かくなったら湿疹は出なくなるだろうと思っていたんですが、5月に入り、さすがに私も”湿疹の原因は冷え”を疑い始めました。
ある日、ふと気づきました。
私がパンやご飯(お米)を食べて母乳をあげると湿疹が出る。

いやいや、ちょっと待って!
パンやご飯(お米)って、毎日食べるでしょ!
って思う人もいるかもしれませんが、私、子どもの頃から周りの人たちよりもお米を食べずに生きてきていたことと、健康オタクになってからは、できるだけグルテンフリーを心がけていたのと、ゆるく糖質制限をしていたので、パンやお米を食べない日があったんです。
ここでまた西原式育児の西原先生の理論で考えたんですが、”母親の腸のばい菌が母乳に入り、子どもに湿疹が出てしまう”、ということだったので、糖質が好きな菌が私の腸で増えているのかも…と思って調べてみると、、、ビンゴでした。
”おなかのカビが病気の原因だった 日本人の腸はカビだらけ”という本を見つけたことで、私の子どもの湿疹の原因は真菌(おそらく特にカンジダ菌)だということに気づきました。

えぇっ!?おなかにカビ!?
って思う人もいるかもしれないですが、カンジダ菌は常在菌なので、多くの人の腸にいるようです。
女性は、”カンジダ膣炎”って一度は耳にしたことがあるかもしれませんが、カンジダ菌は腸だけでなく、口の中、食道、胃腸、こう門、膣、皮膚など、いたるところに棲みつくようです。(腸から血中に入り、全身にばらまかれるから。)
それから、カンジダ菌は血流の悪い場所にとどまって繁殖するらしく、身体の冷える部分に湿疹が出やすくなるので、”冷え”にも要注意なんです。
カンジダ菌がいることが悪いのではなくて、カンジダ菌が増え過ぎてしまうと問題が起こってしまうんです。
どんな風に問題が起こってしまうのか、次の章で説明していきますね。
第5章:私の子どもに湿疹が出たメカニズム
私の子どもに湿疹が出るケースは、ざっくり分けて下の2パターンに分けられるんじゃないかと考えています。
①カンジダ菌が直接影響
②腸に棲みついたカンジダ菌が菌糸を伸ばし、腸の細胞が傷ついた影響(リーキーガット症候群)
まず、①の、カンジダ菌が直接影響して湿疹が出るケースは、
▼
母乳にもカンジダ菌が入る(母乳は血液からできています)
▼
母乳を飲んだ子どもの腸から血中に菌が入る
▼
湿疹として出てくる
こんな感じです。
次に、②の場合ですが、
カンジダ菌ってカビの一種ですので、腸の細胞に菌糸を伸ばしていくようで、腸の細胞と細胞の連結が緩くなってしまうらしいんです。そうなると、腸から未消化のタンパク質や菌、ウイルスなどが漏れ出してしまうようなんです。(こういう腸の状態を”リーキーガット症候群”とか”腸もれ”と言うようです。)
▼
リーキーガット症候群になる
▼
未消化のタンパク質・菌・ウイルスなどが腸から漏れ出して血中に入る
▼
母乳にも未消化のタンパク質・菌・ウイルスなどが入る
▼
母乳を飲んだ子どもの腸から血中に未消化のタンパク質・菌・ウイルスが入る
▼
湿疹として出てくる
こんな感じです。

リーキーガット症候群って、様々な体の不調や病気の原因になるので、ほんっっっとうに恐ろしいんです!!!!
私の腸の中でカンジダ菌が増えてしまった原因や、なぜ、私の子どもは生後6ヶ月までは湿疹が出なかったのに、生後6ヶ月で湿疹が出てきたのか、、、
それは私の食生活の変化が原因だったんですが、これから説明していこうと思います。
第6章:私の子どもが生後6ヶ月まで湿疹が出なかった理由
実は、私、子どもに湿疹が出始める前は、下のような食生活でした。
・糖質はイモ類やかぼちゃ、根菜などから
・葉物野菜は毎日食べる
・ゴマと酢を毎日使っていた
・その他の野菜・お肉・魚・卵・豆類・海藻など、わりとバランスよく
・フルーツは少量
・揚げ物料理よりも煮物系、あまり油を使わなかった
・お菓子はほとんど食べない
・ジュースは飲まない
・料理にも砂糖は使わない
この食生活が変わってから、子どもに湿疹が出始めました。
どんな風に変わったかというと…
▼
▼
▼
▲シングルマザーで、食べるのは私だけだったのでこんなことができてしまいました^^;
・フランスパンを頻繁に買って食べるようになった
・お米を食べる回数が増えた
・買う野菜はイモ類・かぼちゃ・根菜ばかりになった
・葉物野菜を買わなくなった
・ゴマと酢をほとんど使わなくなった
・甘いお菓子は食べないが、しょっぱい系のスナック菓子やおせんべいを買うようになった
・フルーツをたくさん食べるようになった
・ジュースを飲まないのは変わらず。
こんな感じなんですが、、、
まぁ、一言で言うと、

糖質ばっかりとり過ぎ
です。

でも、お米もパンも主食で、みんな食べてるし。
って思いますよね。
おそらく、私はもともと他の人よりもカンジダ菌が多く、真菌以外の腸内細菌が少なめだったんだと思います。
これは、多分、小学生の頃の長期にわたる便秘の頃からだと思っています。
もともとカンジダ菌が多めだった私ですが、、
子どもに湿疹が出る前は、カンジダ菌を増やさない食生活ができていたんです。
カンジダ菌を増やさない食生活のポイントは、
・糖質ばかりとりすぎないこと
・善玉菌を増やす食事を毎日続けること
です。
腸内では、真菌以外の腸内細菌が増えると、真菌は勢いを無くし、数を減らします。
と言うことは、、

子どもに湿疹が出ていなかった時の食生活に戻せばいいんだ!
と思ったんですが、、、
そう簡単にはいきませんでした><
この時、私の腸内細菌はかなりバランスを崩していました。
これには、10日間で、私の腸を壊滅状態にし、真菌を爆発的に増やした出来事が関係しています。
第7章:私の腸を壊滅状態にした10日間とは?
10日間で、私の腸を壊滅状態にし、真菌を爆発的に増やした出来事、、
それは、
10日間の入院 & 1日2回の抗生剤の点滴×10日間
です。
この入院は、私の子どもの湿疹の原因が”冷え”だけだと思っていた頃のことなのですが、高熱 & 顔が腫れるという症状が出ました。
私は普段、熱だけなら病院に行くことはまずないんですが、

顔が腫れるってなに!?怖い〜><!!
と思い、病院に行くことに。
細菌に感染していたらしく、入院をすすめられました。
入院はしたくないとゴネてみましたが、、
顔の腫れは跡が残ることもある、とか、
入院した方が早く治る、とか言われ、
周りの説得もあり、しぶしぶ入院することに。
そして、、、細菌を徹底的にやっつけるということで、1日2回の抗生剤の点滴を続けました。
10日後、やっと退院の許可が出たので退院したのですが。。

なんとなくお腹の調子がおかしいなぁ。。
と感じていました。
それもそのはず、実は、抗生剤は、私の高熱と顔の腫れの原因になった細菌だけでなく、私の腸内細菌までも徹底的にやっつけてしまったんです。
そして、実は、真菌には抗生剤が効きません。
なので、他の腸内細菌がいなくなった分、真菌は爆発的に増え、真菌天国になってしまうんです。
抗生剤はできるだけ使わない方が良いと思うのですが、どうしても使う必要がある場合は、腸内細菌を増やすケアをしっかりする必要があるんですが、これを知らなかったので、私の腸は、真菌天国になってしまいました。
だから、この入院の10日間を境に私の腸の状態は大きく変わってしまい、退院後は、少しでも糖質の多いものを食べただけで、カンジダ菌が反応し、子どもに湿疹が出るようになってしまったんです。
子どもに湿疹が出る前の食生活では、かぼちゃやさつまいもをたくさん食べても平気だったのに、真菌天国になってからは、かぼちゃやさつまいもでもカンジダ菌が反応してしまうようになっていました。
さらに、カンジダ菌はゼラチンも大好物のようで、鶏皮や豚肉の脂身、魚の皮のゼラチンにも反応するので、私がお肉や魚を食べても子どもに湿疹が出るようになったんです。
こんな感じで、子どもに湿疹が出る前の食生活に戻しただけではダメなほど、私の腸は壊滅状態でした。
私の腸が壊滅状態になると、、、私の母乳を飲む子どもの腸も同じような状態になってしまうようなんですよね。。

カンジダ菌が原因だってわかったなら、除菌すればいいんじゃないの?
って思いますよね。
私も、

はびこったカンジダ菌を一掃してやる!!!!!
と思い、カンジダ菌を除菌できるという食べ物をとったんですが、、、
これには落とし穴がありました。。><
第8章:カンジダ除菌の落とし穴とは?
はびこったカンジダ菌を一掃することにした私。
“梅肉エキスが効く“という情報をネットで入手していたので、梅肉が良いなら梅干しもオッケーでしょ、と思い、自家製の梅干しを食べてみました。
。。大きな変化はなく、、よくわからない。。

梅肉エキスって言うんだから、エキスっぽい方がいいのかな〜?
と思って、梅干しを作った時に出る、梅酢をお湯で薄めて飲んでみることに。
▲これがその梅酢。大さじ1杯くらいをコップ半分ほどのお湯に入れてゴクゴク飲みました。
特にこれといって大きな変化はナシでしたが、とりあえず毎日続けてみることにしました。
翌日も同様に梅酢を薄めて飲んで、普通に過ごしていると、、、
風邪のような、アレルギーのような症状が出てきはじめました。
くしゃみ、鼻水、目のかゆみ、、、それはかなりキツイレベルの症状で。。

ナニコレ〜>< 風邪でもなさそうだし、、カンジダ除菌と関係あるのかな。。??
と思って調べてみると、、、関係アリアリでした。
実は、カンジダ菌って、水銀や重金属など有害物質を抱え込む性質があるらしいんです。
そして、やっかいなことに、カンジダ菌は死ぬ時、抱え込んだ有害物質を放出してしまうらしいんです。これ、ダイオフって言います。
カンジダ菌が放出して腸にばらまかれてしまった有害物質を腸から吸収してしまうと、ひどいアレルギー症状に見舞われてしまう、、、ということのようで。
悲劇はさらに、、
私にアレルギー症状が出る、ということは、母乳にも影響するので、母乳を飲んだ子どもにも同じ症状が出てしまうんです><
カンジダ菌が原因とわかった時点で、母乳をやめれば良かったのかもしれないんですが、寝かしつけやぐずった時にはおっぱいに頼っていたので、母乳をやめるのはしんどかったんですよね。。
、、、そんなこんなで、

カンジダ菌を一気に除菌するのはシンドイ。。
とわかったので、ダイオフ症状が出ないように、善玉菌を増やすことでカンジダ菌を減らす作戦に出ました、、、が、、結論から言うと、この作戦、効果はかなりあったんですが、完全に子どもの湿疹を改善させるには至らなかったんです。
善玉菌を増やし、カンジダ菌を減らして腸内環境を整えるために、私が試したことをまとめてみることにします。
第9章:私が行った、腸内環境改善策いろいろ
私が行った腸内環境改善策をまとめてみると、、、
●カンジダ菌一掃系
梅酢・にんにく・エキナセアエキス・カレー粉(カレールーではなく、スパイスミックスしたカレー粉)・シナモン→ダイオフ症状が出た
●カンジダ菌を増やさない系
少食にして間食にナッツ→ナッツを食べすぎるのと、善玉菌があまり増えないので失敗
(ちなみに、、カンジダ菌がはびこっている人が少食にするのはかなり困難なはずです。カンジダ菌がはびこればはびこるほど、腸からの栄養吸収が悪くなるせいか、『満腹なのにまだ食べたい』ってなったりします。ミネラル不足にもなるので、濃い味付けを好むようになったりもします。)
●善玉菌を増やす系
ビフィズス因子の”ヤング”をとる→最初は効果が出たものの、調子が悪くなって失敗
とにかく糖質の少ない野菜だけを食べる→野菜を食べてもそもそもの善玉菌が少なくて失敗
この他にも、食材や食べ方をいろいろと試してみたところ、アトピー改善のための腸内環境を整える食事法がわかってきました。
第10章:私が見つけた、アトピー改善のための腸内環境を整える食事法とは?
いろいろ試した結果、私の子どものアトピー改善には、カンジダ菌を減らす対策と、善玉菌を増やす対策の両方を同時に行うのが効果的だとわかりました。
子どものアトピー改善に効果的だった、腸内環境を整える食事のポイントをまとめると、、
●ハーブやスパイス、大葉、梅干しなど香りの強い食材を取り入れる(ダイオフ症状が出ないように少しずつ試す)
●野菜とゴマをセットでとる
●糖質をとりすぎない
●ゼラチンを多く含むものや甲殻類(殻ごと食べる小エビなど)に注意
●小麦は避けるのが無難
●油をとりすぎない(リーキーガット状態になると、油も湿疹の原因になる。油が原因の湿疹は激しくて治るのに長引く。)
●お肉は、赤身肉、鶏のささみを使う
●液状の食べもの・飲み物は要注意
●粉寒天、サイリウムを使う
●もずく・めかぶ・わかめ・昆布など、海藻を取り入れる
●ぬか漬けなどの発酵食品を取り入れる
●豆類は控えた方が良い場合あり
こんな感じです。
どの程度カンジダ菌がはびこっているのか、腸内環境によっては、糖質の多い食材は注意した方が良いと思います。

私のように、カンジダ菌天国になってしまった場合には、いったん糖質の摂取を減らした方が改善が早いです。
カンジダ菌を減らし、善玉菌を増やしてから、糖質の多い食材を少しずつ増やしていくのが良いのかなと思います。
ハーブなどでカンジダを減らす対策をする時に、液状の食べもの・飲み物を使うのは慎重にした方が良いです。
私が梅酢で除菌しようとしてかなり激しいダイオフ症状が出たのは、液状でごくごく飲んだので、広範囲で一気に除菌されたからだと思います。
(カンジダ除菌系の食べ物を食べた時は、食べて2〜3日は様子見で。小腸や大腸に到達した後にダイオフ症状が出るせいなのか、タイムラグがあります。)

特に、私のように、カンジダ菌天国になってしまった状態の時に、液状のもので除菌すると、、、激しいダイオフ症状に見舞われて、悲惨なことになります。。。
まずは、善玉菌を十分に増やしながら、ハーブや香りの強い食材を少しずつ取り入れて、カンジダ菌を少しずつ減らしていくと、ダイオフ症状が少なくて効果的でした。
具体例を出すと、私はシナモンやバジルやターメリックをよく使っているんですが、スクランブルエッグやスープ・飲み物などに少し加えたり、肉料理にバジルを使ったりしています。
▲バジルとシナモン両方で香りづけしたスクランブルエッグ&サラダ
ここで、善玉菌を増やす時に押さえておきたい重要ポイントをお伝えしたいと思います。
第11章:善玉菌を増やす時の重要ポイントとは?
食事で善玉菌を増やそうと思った時、あなたなら何を食べるでしょうか??
ヨーグルト、納豆、味噌などの発酵食品、食物繊維が豊富な野菜やイモ類などが思い浮かぶんじゃないかなって思います。
発酵食品は、どれを選ぶのか、注意が必要です。腸の状態によっても違うので、ここで詳しくは触れませんが、自分の体調をみながら慎重に取り入れた方が良さそうです。

私の場合、まずは、子どもに湿疹が出なかった”野菜”で善玉菌を増やそうと考えました。
ちなみに、、、善玉菌が増えて、腸内環境が整ったサインは、お通じでわかります。
腸内環境が良い時のお通じは、、、
・基本は毎日出る(食べる量にもよります)
・頑張らなくてもするっと出る
・少し黄色っぽい茶色
・においがほとんどしない
・水に浮く
こんな感じなんですが、
カンジダ菌が多くなると便秘になりやすくなります。
だからこそ、便秘は放っておいてはいけないんです。小学生の頃の私のように、長期にわたる便秘は危険信号だと思った方が良いです。
話を元に戻すと、
私は、キャベツや小松菜、ほうれん草、ブロッコリーを中心に、野菜をモリモリ食べて善玉菌を増やそうとしたんですが、、、

こんなに野菜をモリモリ食べてるのに、便秘がちになる時がある。。なぜっ!?
っていうことがあって。。
それもそのはずなんですよね。
私の子どものアトピーの原因は、真菌以外の腸内細菌が少なくなって、真菌が多くなったことです。
増やしたい善玉菌がそもそも腸に少ないと、エサとなる野菜や食物繊維をたくさんとっても、エサを過剰に供給しているだけで、菌はあまり増えていかないっぽいんです。
つまり、、
野菜を食べているつもりなのに便秘がちの場合、そもそも腸内に善玉菌が少ない可能性が高いと私は考えています。
この問題を解消してくれていたのが、私の場合、
ゴマ
だったんです!
ゴマと野菜をセットでとると、かなり効果的で、善玉菌が増えて腸内環境は整い、子どもの湿疹はぐんぐんよくなっていきました。
小松菜やほうれん草のおひたしにゴマ、サラダにもゴマ、きんぴらや酢の物にゴマ、炒め物にもゴマ、、
ゴマ、ゴマ、ゴマ、ゴマ、ゴマ、、、
とにかく毎日ゴマを使いました。(アレルギーの方はやめてくださいね〜!)
もはや、ゴマをかけるというレベルではなく、まぶす・からめるのレベルで。
▲キャベツ on ゴマ

途端にカチカチ、コロコロのお通じになり、、子どもも便秘になり、湿疹が出始めて。
本当にわかりやすく違います。
玄米や雑穀、オートミールも菌を増やしてくれると思うんですが、これらは未検証です。
ちなみに、、玄米は賛否分かれるので、発芽玄米にするのが良いのかな〜と個人的には思っています。
…こうして、善玉菌を増やすことで、カンジダ菌を抑え込むことができたんですが、、
この方法にも欠陥がありました。。

カンジダ菌増えすぎた私の腸の場合、増えたカンジダ菌よりたくさんの善玉菌が必要になるっぽい!!!
と言うことは、、、
カンジダ菌天国の私の腸、、
腸内細菌のバランスを取るためには、カンジダ菌以外の菌をカンジダ菌以上に増やさなきゃいけない、、、
私の腸の場合、おそらく小腸にもカンジダ菌が繁殖してしまっていると思うので、善玉菌を増やしてカンジダ菌を抑え込む方法には限界があったんですよね。。
それに、通常、小腸には大腸ほど細菌が繁殖しない方が良いっぽいんです。
なので、、最終的に私がたどり着いた、腸内環境改善策は…

少食!!!
これに尽きます!!!
ただ、、おそらく、、カンジダ菌が多いと少食が難しいんですが、、私にピッタリの効果的な方法がありました!!!
私が、カンジダ菌を減らしながら少食を実践した方法は、、
糖質制限+バターコーヒーで少食に!目指せ美腸!

糖質制限+バターコーヒー
これが私の腸内環境改善を劇的に助けてくれました!!
結局、カンジダ菌が増えすぎてしまった私の腸は、カンジダ菌を減らさないと腸内細菌のバランスが取りづらかったんです。
カンジダ菌を減らすには、除菌系の食べ物をとるのも効果はあるんですが、、一番効果的なのは、食べないことでした。
でも、断食はシンドイ。。
これを解決してくれたのが、バターコーヒーです。
私が実践したのが、
・朝食をバターコーヒーに置き換えて、食べない時間を稼ぐ。
・お腹が空いてから食べる。お腹が空いていなくて食べなくても平気な時は食べない。
・お腹が空きすぎると腸はなんでも吸収しようとするっぽいので、お腹空きすぎない程度に。
・栄養価の高い食事で少食
・食後に、通常のブラックコーヒーやお茶を飲んだりして、菌を増やしにくくする。
・カンジダ菌が減るまでは、食物繊維は控えめに
・カンジダ菌が増える食べ物は基本とらない。
簡単にまとめるとこんな感じです。
細かく言うと、他にもいろいろと私なりのカンジダ菌対策手法がありますが、ここではこのくらいで。
カンジダ菌対策は、腸の状態によって、その時その時でやり方を変える必要も出てきます。
が、おそらく”少食”は、カンジダ菌を減らして、腸を整える最も有効な方法だろうと感じます。

要は、腸内細菌のバランスをとるため、腸内細菌コントロールができれば良いんだと思います。
・カンジダ菌よりも善玉菌を増やす。
・カンジダ菌がはびこりすぎている場合は、一旦カンジダ菌を減らす。
・カンジダ菌を減らすには少食が効果的。
少食する方法は何でも良いんです。
バターコーヒーを使わなくても、自分にあった方法を見つければ良いかと思います。
カンジダ菌が減ってくれば、自然と少食になったり、食への執着も少なくなってくるので、楽になってきます。
ポイントをおさえれば、ぐんぐん改善していきます
こんな感じで、私は、腸内環境を整えることで、子どものアトピーを改善させることができたんですが、ポイントをおさえてコツをつかむと、改善はかなり早かったです。
私の場合、母乳を通じて私と子どもの腸が連動していたので、私の腸が整えば子どもの腸も整うという状態でしたが、母乳を飲んでいない子どもや大人の場合も、腸内環境を整えればアトピーは改善すると考えています。
ここで、

どうして私自身はアトピーにならなかったの???
って思う人もいるかもしれません。
私も、どうしてかな?と思って考えたんですが、、、腸や肌の常在菌の種類や数が関係していたり、体が菌を処理するキャパの違いが関係しているんだろうなぁ、、という感じです。
私自身も、カンジダ菌が強く反応する食べ物を食べた時には、かゆみが出ることがありますが、湿疹として出てくるまでいかずにかゆみはおさまっていくんですよね〜。

私自身はアトピーとして湿疹が出ることはなかったですが、子どものアトピーを経験して、大変だったことやしんどかったこと、辛かったこと、、いろいろありました。
ステロイドを使わない選択をしたので、かゆがるのは可哀想でしたし、私も子どもも寝不足になったり、外出すると「アトピーなのね、、」と言われるのが辛かったり、ステロイドを使わないのは間違っているんじゃないかと悩んだり、皮膚科医と考え方が合わずにヒトモンチャクあったり、、、。
私と同じように悩む方には、遠回りして欲しくないですし、私の経験が参考になるのではないかと思うので、、、
ご希望の方には、カウンセリングをさせていただきたいと思います。
この記事では、ポイントだけをギュッと凝縮して私の経験をお伝えしたので、まだ伝えきれていないこともあります。
必要に応じて、カウンセリングでお伝えできればと思っています。
しろの腸内環境改善カウンセリングについて
しろの腸内環境改善カウンセリングは、マンツーマンでの通話を通して、腸内環境を整えるための考え方から実践までの1サイクルを経ることを目的としたものです。
実践しながら、ご自身の腸に合った食生活を模索して、腸に良い食生活を定着させられるのがベストです。
腸内環境が悪くなった時にはすぐに気づき、ただちに改善させられるようになっていただきたいと思っています。
カウンセリングの具体的な内容は、、、
腸内環境や生活スタイルは人それぞれ違うので、ご自身の腸や生活スタイルに合った腸内環境改善策を一緒に考えて、実践していきましょう。
こんな方にオススメ
しろの腸内環境改善カウンセリングは、できるだけ薬に頼らずに、食生活を整えながら腸内環境を改善させ、体調を整えたい方にオススメです。
具体的には、下のような方にオススメです。
私自身、10年以上前から、病院や薬にできるだけ頼らずに過ごしたいと思い、様々な健康情報を収集してきました。
その中で、”健康の要は腸にある”ということを確信しています。
●バセドウ病を患っている知り合いのご自宅に宿泊させていただいたことがあり、その方のトイレ(大きい方)の後に私もトイレをお借りしたことがありましたが、スゴイニオイで、、腸内環境が悪くなっているはずです。
●私の友人は、腸内環境を整え始めてから、何年も飲んでいたジンマシンの薬が必要なくなったと言っていました。(カンジダ菌の影響での慢性蕁麻疹だそうです。)
●私の知り合いは、腸内環境を整え始めてから、20年以上付き合ってきた爪水虫が改善されてきているそうです。
●私自身は、腸内環境が整っている時は鼻炎が出ません。ほくろやシミが薄くなった感じがあります。カンジダ菌が減って、腸が整っている時は唇や肌が潤っています。
腸内環境がよくなると、血液も綺麗になり、栄養もしっかり取り込めるので、その他の臓器や全身が良い状態になると私は考えています。
そして、腸内環境とアンチエイジングや美容もセットです。
腸内環境が整っていると、体に必要な栄養吸収もよくなり、老化がより緩やかになると考えています。(逆に言うと、腸内環境が悪い状態でサプリや美容法を行っても、効果が出にくいと考えています。)
まずは体験カウンセリングを
しろの腸内環境改善カウンセリングをご希望の方には、まず、体験カウンセリング(お一人様1回まで)をさせていただいてから、ご希望の方には本カウンセリング(3つのコースがございます。)にお申し込みいただければと思います。
二人三脚で一緒に腸内環境を整えていくことや、プライベートなこともお話しすることになりますので、お互いの相性が大切だという理由から、まずは体験カウンセリングというカタチをとらせていただいております。
体験カウンセリングのお申し込みについて
しろの腸内環境改善・体験カウンセリングは、90分 11,000円(税込)で、お一人様1回とさせていただいております。
腸内環境を整える知識は、一生ものの財産になります。
腸内環境を整えておくことは、認知症やガンの予防にもなると考えています。
腸内環境を整えるために、好きな食べ物を一時的に減らす必要があるかもしれませんが、健康で今後の人生を謳歌するためにも、一緒に頑張っていけたらと思っています。
子どものアトピーのことや、腸内環境のこと、カンジダ菌やリーキーガット症候群のことについて、質問などございましたら、お気軽にお問い合わせください!
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